あなたの上司は後知恵(あとぢえ)バイアスとグループシンクに陥ってる?

こんにちは。Mono(モノ)です。

会社、学校、友達、地域など、生きていると人のまとまりや組織に属したりすることが多いですよね。

完全に無人島で1人で生きて行くなら人とのしがらみなど無視して生きていけると思いますが、大多数の人は集団の中で生きていくことを選択しているはずです。

このブログは雑記ブログではありますが一応働くということをコンセプトにしているので、今回は会社などでの人とのかかわりで起こり得る問題を2つほど紹介したいと思います。

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後知恵バイアス(あとぢえバイアス)

後知恵バイアスは歪んだ意識

「後知恵バイアス」という言葉をご存知でしょうか?

これは、「物事が起こってからそれが予測可能だったと考える傾向」のことで、きっと皆さんにも思い当たることがあると思います。

代表的なのは「だから!そう言ったじゃん」で、これはだいたい嫌いな奴が発することが多いです。嫌いな上司とか嫌いな先輩とか。

人間は結果として起こってしまったことに対して、たまたま予想が当たったりした時に、起こる前よりも起こった後のほうが強く「予想していたと感じます。

この理不尽な歪んだ意識のことを「後知恵バイアス」と言います。

物事が起こる前には「もし、こういう結果になってしまったらマズイよなぁ」程度だったのに、実際にマズイ結果になってしまったときには「最初からそう言ってたじゃん!」などと当然のように言う人がいたら、その人には後知恵バイアスが働いているのかもしれません。

後知恵バイアスはダメ上司に多い

仕事で頑張ったけどミスをしてしまった・・・。

当然ながら働いていればミスは発生しますし、難しい仕事であれば入念に準備をしていても予想もしていないトラブルが発生することもあると思います。

そんな時に現れた上司。

仕事は部下に丸投げ。報告しても興味なし。そんな上司が、

「俺はそうなると思っていた」「他との連携が取れてない」「コミュニケーション不足」とガタガタ文句を言います。

こういう上司は後知恵バイアスにとらわれており、ミスに至ったプロセスよりも結果を重要視してしまい思い込みで結果を成立させようとします。

本当はこの場合、起こってしまってどうにもならない結果よりもプロセスから「再発の防止」や「他にトラブルが発生しそうな点はないかの検証」を行うことの方が重要です。

ミスが発生したときに行われる「犯人捜し」という無駄な作業よりもミスの挽回や改善策を考えることの方が大事なのですが、会社でも世の中でも犯人捜しや責任の所在の追及に多くの時間が割かれたりします。

後知恵バイアスを防ぐ

後知恵バイアスを防ぐには「後知恵バイアス」を知ることが重要です。

「自分の今言っていることは後知恵バイアス的な考えかも・・」と判断できると冷静に結果よりもプロセスを見つめることができます。

ダメ上司が理不尽に結果だけを見て自分の意見を述べないように、ミスに至ったプロセスの中にある本質とダメ上司の思い込みで作られたダメ出しポイントとの食い違いを知ってもらうしかありません。

しかし、大抵ダメな上司は意見を聞かないので根気よく理解させるしかないのがキツいところです。

グループシンク(集団思考)の罠

グループシンク(集団思考)とは

グループシンクは日本語では集団思考や集団浅慮(せんりょ)と呼ばれ、誰しもが思い当たることが多い人間の心理的要素だと思われます。

簡単にいうと、何かの意思決定を行う際には個人よりも集団の方が危険な選択をしてしまう可能性があるという現象のことです。

会議や多数決が多い集団的社会で起こりがちなことで、「あれ・・そういえば」と思い当る人も多いかもしれません。

なぜグループシンクに陥るのか?

人間は集団になると「俺たちすごくね?」と自分達を過大評価してしまったり、「大丈夫じゃない?」「だよね。大丈夫でしょ」と危険を過小評価することもあります。

1人ではない複数ということで議論により判断能力が低下して間違いに繋がることがあるのです。

例えば会議の中に絶対的な力を持つリーダーが存在したりした場合、その人に意見を言ったり疑問をぶつけたりするのは難しいかもしれません。自分の立場や経験なども関係してきます。

大抵、力を持つ人は上層部の人間で現場の詳細など知りません。

実際の問題点については現場で働いている人のほうが詳しいはずですが、その場の雰囲気などが邪魔をして異論を唱えたり出来ない場合があります。

早く意見をまとめたいという意識も働き、本当にA案が正しいかも理解しないまま決定されてしまい、結果間違ったA案を進めてしまい問題が発生したりします。

環境や集団の状態も関係?

また、閉鎖的で人の入れ替わりが少なすぎてもグループシンクに繋がりやすくなります。

「なかよしグループ」「ママ友」などの少ない集団でもメンバーの構成により適切に判断できない状態になったりします。

批判する意見を出したりすることが出来ない空気になったことありませんか?

ちょっと前に、お花見に向かう老人会が電車の椅子の上に「席をお譲り下さい。次の駅から敬老者16名が乗車します」と書かれた紙を置いて席取りをして、不適切だと非難されたというニュースがありました。

1人ならば「こういうことは常識的に良くない」という冷静な判断が出来ても、集団だと冷静な判断が出来ないということもグループシンクの罠と言えるかもしれません(グループではなく誰か一人が命令してやらせたのであれば、それはそれで問題ですが)。

「○○さんが先の駅から乗ってくるから座席に紙を置いて席を取ってくれればいいんじゃない?」

「あ!それいいわね」

「いいね!そうしましょ!」

「ねー」

「ねー」

・・・もしこんな感じだったら非常に危険です。誰かが「それは周りの人に迷惑じゃない?」という意見がなかったり(意見を言えない空気)、意見を言えても「え!?大丈夫でしょ若い人には立っててもらえば」(リーダーの強い考え)という状況だったら誤った判断を止めることが出来ません。

あくまでも上やりとりはイメージですけどね。

集団極性化

上の例のように集団になると話し合いの結果が極端に安全な方向か、極端に危険だったり過激な方向に結論をもっていきたがる傾向になりやすいと言われます。

このことを集団極性化(しゅうだんきょくせいか)と言い、集団での話し合いや意思決定において注意するポイントとも言えます。

グループシンクに陥らないためには?

下記のような点があるとグループシンクに陥りやすくなります。

同質のメンバーが多い

同じような経験や価値観をもったメンバー同士は、それぞれの意見に手放しで賛同する可能性があるので考えさせるためにも違う考えを持った人を入れるべき。

メンバーたちが情報を調べたり持ってこない

情報を持たないメンバーは自分の考えがなく他の人が出した情報に「分からないから取りあえず賛成する」しかなくなってしまいます。

指示や命令をする上司・リーダーがいる

上司・リーダーに意見を言えるメンバーがいればいいのですが、いない場合は上司・リーダーがどれだけ優秀かで決まってしまいます。逆を言えば発言権を持つダメ上司がいた場合失敗の可能性が高くなってしまいます。

締め切り・納期に追われている

この状態では早急に合意形成する意思が働いてしまい、議論が詰められることはなく、リスクが見逃されやすくなります。

グループシンクに陥らないためには上に紹介した危険なポイントの逆を意識することです。

「異なった考えや経験のメンバーを入れる」

「上司は聞き役にまわり、案が偏っていないかリスクは無いかを判断する」

「締め切り・納期調整を行い余裕を持って考えられるようにする」

「メンバー全員が情報収集する」

当たり前といえば当たり前な感じもします。

まとめ

プロジェクト担当のあなたは、議論の末、何とかまとまった案を実行に移してみたら予想もしなかったトラブルが発生して失敗してしまいました。

集団の楽観的な考えから生み出された案は潜在的なリスクを見逃していたようです → グループシンク(集団思考)の罠

近づいてきた上司はこういいます。

「おれは最初から思っていたんだ!この案は危険だと!」 → 後知恵バイアス

こういう上司がいたら冷静は判断なんて出来ないですよね。

批判を受け入れ何でも話せる風通しがよい環境であれば集団で話したほうがプラスに働くはずです。良い意見、いい案は環境づくりからということになります。

おわりです。

 

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