東日本大震災翌日に天国に行った愛猫ゴロの「ねこの恩返し」な思い出

こんにちは、ネコ大好きのMono(モノ)です。

今は賃貸暮らしでペットを飼うことが出来ないのですが、実家に住んでいたころは猫を2匹飼っていました。猫を飼う前は犬も飼っていたので動物は大好きです。

今回は飼っていた猫、ゴロについての思い出です。

PR
スポンサーリンク

ウチのネコ、ゴロの思い出を語る

何故か黒猫がウチに来た

私が中学生の頃にウチに来たゴロは、近所の家でアメリカンショートヘアー柄の5人兄弟の中で何故か一匹だけ真っ黒で生まれました。

その後、3匹が貰われていって残りはアメショー柄1匹と真っ黒なゴロだけになりました。

当初は1匹だけ飼う予定でしたが、真っ黒な一匹が残っても、なかなか貰い手がいないだろうと思ったウチの親父が「しょーがねーなー」と言いながら2匹引き取ってきました。

この先、ことある度に「ゴロ、俺はお前の命の恩人だからな」と恩着せがましく親父はゴロに言います。

ウチにきた2匹は仲は悪くないのですが、特に仲良くも無く過ごします。ネコってそんなものなのかもしれません。

2匹とも、しばらくして去勢手術をしました。

通常去勢手術をするとおとなしくなるらしいのですが、ゴロはそんなことは無く、ナワバリに入ってきた進入者は犬であっても果敢に挑んで追い出します。

外では血気盛んですが、家の中ではおとなしいもので毎晩一緒に腕枕で寝ていました。

時は流れてゴロがウチに来て19年。私も社会人になって実家を出ています。

野生のネコの平均寿命が5年ほど、家ネコの寿命が15年ほどなので完全におじいちゃんネコです。

ほとんど外に出ることは無く、ひなたぼっこをして一日のほとんどを寝て過ごすようになりました。

ほとんど鳴くこともありません。たまに「ゴニャゴニャ」と文句を言うぐらいです。

たまに、外に出ても

2、3分で戻ってきます。歩くのもフラフラと大変そうです。

私も実家に帰るたびに「長生きしてな~」と声を掛けていました。

両親も「もう歳だからなぁ、人間で言ったら100歳ぐらいいってるんじゃないか」と弱ったゴロを見てよく言っていました。

東日本大震災の発生

2011年3月11日に震災が発生しました。私はその時県外にいましたが、実家は宮城県の沿岸部です。

幸い実家は少しだけ建っている場所が高くギリギリ津波の被害を免れました。

当然ライフラインは壊滅。停電により真っ暗になった状態で日が変わり、不安なまま夜を過ごします。

震災時は買い物の際にこんな時でも順番に並んでマナーが出来ているという報道もありましたが、実際の被災地では夜中コンビニなどに誰かが侵入するとなだれ込むように押し入り略奪するような場面もありましたので治安の面でもとても不安だったと思います。

いつもと様子が違うことを感じたのでしょうか、両親が外の様子を見ようと玄関を開けた時にスッとゴロが外に出ました。

すぐに懐中電灯を持って追いかける両親。津波の水が引いたといっても真っ暗闇でフラフラ歩きのネコが心配です。

しかし、ゴロは黒猫。

暗闇にまぎれてすぐに見失います。

いつも2、3分で帰ってくるはずのゴロが帰ってきません。

1時間、2時間・・・

3時間を大きく超えたころ外から「カリカリ」とサッシを引っ掻く音が聞こえました。

戸を開けるとフラフラとゴロが家の中に戻ってきました。

2人の前にフラフラと立つゴロ。

「あぁ・・よかった」両親は安心しました。

するとゴロは大きな鳴き声で・・

「ニャニャオオオ―――オオン!!

ゴニャゴニャ!!ニャゴニャゴ!!」

と、鳴きました。普段ほとんど鳴かないゴロが大きな声で何かを訴えるように鳴いたので両親ともびっくりしたそうです。

そして、少しの沈黙・・・

やりきったかのように、ゴロはその場に倒れ、そのまま息を引き取りました。

のちに親父が、その時のことをこんな風に言っていました。

震災後の大変な時も「ゴロが頑張ったから、俺たちも頑張らなきゃいけないと思った」と言っていたので、心の支えになったのかも知れません。

「ゴロ、俺はお前の命の恩人だからな」と言っていた親父も「長生きしてくれたのが恩返しだけどな」と言っていました。

震災の時は、たくさんの人が亡くなったので火葬場にゴロを持って行けませんでした。人を火葬できない状態で安置所にあるのにネコを火葬することは難しいということで、我が家の庭(田舎なのでちょっと庭は広め)の隅に好きなタオルと一緒に埋葬しました。

このことを今でも心残りだと言っています。

6年たった今でも毎日ではありませんが線香をあげていますね。

あとがき

ちなみに、こっちのメス猫のほうですが、ゴロよりも3年長く生きて最後は耳が遠くなっていました。22年も生きた長生きネコです。

「地震の時ってネコとか一目散に逃げるんじゃないの?」と母親に聞いたら

「丸くなって固まってたから2匹とも抱いて逃げた」と言っていました。

年寄りネコを飼っている人。震災の時はネコちゃんも気にかけてやってください。

おわり!

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

PR
スポンサーリンク
PR
スポンサーリンク

フォローする

こちらもぜひ読んでみてください



トップへ戻る