「100時間ぐらいで過労死は情けない」 ← こういう考えが若者を絶望させる

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電通で働いていた女性新入社員が過労による自殺で労災認定を受けたニュースですが、それに対して「100時間ぐらいで過労死は情けない」とフェイスブックで発言したとして大学教授が炎上したそうです。

残業時間が大きく取り上げられていますが、上司からの「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」などのパワハラ発言や「休日返上で作成した資料に対しボロクソに言う」などの行為が女性社員を追いつめたことは簡単に想像できます。

私自身、過去にブラック企業で月に100時間を余裕で超えるサービス残業をしてきましたが、死なずに生きています。

サービス残業なので1円も出ません。完全にボランティア。人生の切り売り。今思えば訴えること可能ですね。その会社は別の社員に訴えられてましたけど。

最終的に給料が安すぎるのとサービス残業に耐えかねて辞めましたが、私が長時間残業をしながらも明るく笑いながら深夜まで仕事が出来たのは、上司や同僚との人間関係が良好だったことが大きかったと思います。

お互い愚痴を言い合いならが毒を抜きながら仕事ができましたし、文句もガンガン言えましたしケンカもしました。

仕事に関しては同僚同士が協力しあう環境でしたので長時間の残業も気になりませんでした。気が付くと定時がとっくに過ぎている感じで結果的に長時間残業になってました。サービス残業なので「あと30分居て残業代稼ごう」なんて考えは浮かばないです。

電通の女性新入社員さんも周りのサポートがあれば、こんな結果にはならなかったかもしれません。東大を出ていても社会人としては新人ですし上司や先輩がサポートするのが当たり前だと思うのですが電通ぐらいになると違うのでしょうか?

私の社会人経験で感じたダメな上司、先輩がしていることを列挙しておきます。

  • 自分の仕事が取られるから後輩に教えてあげない
  • 仕事を教えないことで自分の仕事を確保する
  • 自分より高学歴の後輩に仕事を教えない
  • 後輩や部下を罵倒することが指導だと思っている
  • 自分に頼るように仕向ける
  • 頼られても、最後まで教えない
  • 出来ない部下、後輩を「あいつはダメだ」と他で言う
  • 他の部署にアピールするかのように部下、後輩を怒鳴り罵倒する
  • 部下、後輩の相談を真剣に対応しない。自分でやらすのが教育だと思っている
  • 怒鳴ることが教育だと思っている

何点か重複しているような部分もありますが、だいたい自分の保身ばかり気にしたりプライドが高い人間は上記のようなダメ行為をします。

転職者と違い新入社員はどんなに賢くても初心者です。経験がモノをいう社会人生活で良い上司、先輩などの指導者と巡り合えることは、その後の人生に大きな影響を与えます。

私も人生の中で数は少ないですが尊敬したり見習いたい人に出会うことができました。考え方で大きな影響も受けました。

残業100時間以上でも、頑張ろうと思える環境であれば自ら命を絶つような結果にはならなかったと思います。過酷な長時間の残業中も精神的に苦しい状態であれば、さらに時間が長く感じたかもしれません。

「甘いことを言うな」などというふざけたことを言う人が若い人を育てず、教えず、出来ないことを責めて会社をダメにしていくのでしょう。

残念な世の中です。

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