フリーランスエンジニアが思う、会社に雇われない働き方について

man76

「あ~・・明日から朝早く起きなくてもいいんだ・・」退職日の帰り道に思ったのは、こんなことでした。今まで何度か転職して今はフリーランスのエンジニアをしています。

エンジニアといってもシステム開発とかではなく、機械や部品を設計するエンジニアです。この分野でのフリーランサーは珍しいかもしれません。

会社を転々としたおかげで浅く広く技術を学べたことで、その中で縁があった会社と仕事をしています。

依頼に対して自宅で設計作業を行い図面や提案資料を送付、メールと電話、スカイプでやり取りを行います。便利な世の中になりましたね。

今は自身の能力やアイデアをお金に換えやすい時代なので、大学を卒業してもしくは2~3年で会社を辞めてフリーランスで仕事をする人も多いようですね。

しかし、私は十数年を社畜として生きてきた身なので「やりがい」とか「深夜残業」とかに快感を覚える変態でもあります。そんな私がフリーランスになって個人事業主として仕事をしてみて思う、良いところと悪いところについて考えてみました。



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フリーランスのいいところ(メリット)

時間が自由

これが最大ですね。教科書通りの社畜だった私は片道1時間半ほどの道のりを文句も言わずに車で通勤し、深夜まで残業して、また1時間半かけて帰るという日々を繰り返していました。

今思えば往復3時間の通勤時間はサービス残業のようなもので、あまりにもったいない時間だったと思います。

これがフリーランスになった途端に通勤時間はリビングから仕事部屋まで5秒です。無駄な時間はありません。また、1日の時間を自分で自由にスケジューリングできるので平日や夜の時間など効率よく使うことができます。

上司がいない

当然私一人なので上司はいません。すばらしい上司がいれば効率があがりますので、いないことがデメリットになりますが、私のこれまでの会社経験では尊敬するような上司は片手の指でも余る程度しか出会えませんでした。

逆に自分の利益しか考えない上司や仕事の邪魔をするような上司にはたくさん会えましたので、このような上司がいない現在の環境は最高です。

人間関係の悩みが無い

会社にいると必ず人間関係の問題が起こります。苦手な人間と仕事をすることになったり、気の進まない飲み会に参加したりと神経をすり減らすことも多いです。

私は自他ともに認める従順な社畜でしたので数回の転職でも会社の中で嫌われたりすることもなく、飲み会にも積極的に参加し皆と良好な関係を築けたと思います。それでも人間関係で悩み苦しんだことは多かったですね。今は苦手な同僚もいませんし、行きたくない飲み会もない(前の会社の仲良い同僚達との行きたい飲み会はあります)、人間関係に神経を使うことがないのは大きなメリットです。

私以上に人間関係に悩み、それでも日々の生活費を稼ぐためには仕方がないと歯を食いしばって働く人も多いと思います。そんな人には他の道もあるよと言ってあげたいです。

仕事を選べる

会社員時代はどんな仕事でも命令されれば、取り組まなければなりませんでした。何度も言いますが真正の社畜である私にNOの言葉はありません。

今では自分でやる仕事を決め自分でプランを練り実行します。仕事を選び、作ることは難しいですが自分の力で稼ぐという喜びを体感できるとも言えます。

フリーランスの悪いところ(デメリット)

収入が不安定

よく言われるデメリットとして「収入が不安定」というのがありますが、これは人それぞれだと思います。

いきなりフリーで仕事をしようと思っても、なんのアイデアも経験も無く何をするかも明確に決まってないのであれば、当然「収入が無い」状態になるので企業で働いていたほうが安定しています。

会社に勤めていれば出勤して仕事をすることで、会社の業績が順調なら雇用契約で記された基本給は毎月もらえますので「安定」ではあります。

休暇がない

フリーランスで働くならば休暇はありませんし逆にずっと休暇でもいいです。個人で仕事をするならば休暇は自分で作ります。スケジュールは自分で決めるのでメリットにもデメリットにも出来ますが鉄の社畜魂をもっている方はカレンダーで決められた休暇を欲するのかもしれません。

孤独

これは素直にデメリットだと思います。会社での同僚との顔を突き合わせての話し合いから新しいアイデアが生まれたりプロジェクトの方向性が決まることは多々ありました。不安や悩んだときにも話し合いで解決することもありました。1人で仕事をするということは全て自分で決めるということなので、この部分は覚悟しなければなりません。1人で黙々と仕事をしていると不安に襲われることもあるのは事実です。

確定申告

これまでは全て会社が源泉徴収して税金を納めてくれていました。自分の給与明細は手取りしか見ないという同僚も多く、私もその一人でした。

多くの社畜は税金がどれだけ引かれたかは気にしません。気にするのはトータルの残業時間と手取り金額ぐらいです。

フリーランスで仕事をするということは経費や売上を管理して確定申告をしなければなりません。事務処理が絶望的に苦手な人にはデメリットと言えます。しかし、いまでは会計ソフトやサービスによって最低限の簿記知識ぐらいで問題無く確定申告書を作製することができます。面倒くさいということぐらいがデメリットだと思います。



まとめ

十数年のブラック会社員生活の後にフリーランサーとして仕事をすると、会社の仕組みが当たり前すぎて違和感を感じることもあり、改めて自分が変態社畜であることを再認識してしまいます。

フリーランスになることで時間や人間関係に関してのメリットが得られる一方、これまで会社にいることで気にすることが無かった部分がデメリットになってきます。しかし、私は個人で仕事が出来ることを心の底から喜んでいます。メリットのほうが勝っていると感じているからです。

「会社に入ったら3年は働け」とかは意味が無いと私は思っているので、その会社で納得する経験が得られないような場合はとっとと辞めて、転職するなり個人で仕事をするべきです。

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