大卒、高専・短大卒、高卒の初任給推移からお金のことを考える

もう十数年前になりますが、私が学校を出て最初の会社に就職したときの初任給(基本給)は15万円でした。

そこに家賃手当と通勤手当が付いて17万~18万ぐらい、税金やら社会保険料など引かれて手取りは14万円ぐらいだった記憶があります。

この基本給15万円でも田舎街の求人票の中では金額は上の方でした。10万~12万円ぐらいの求人が多かったです。

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グラフで初任給の推移を見てみる

ここ20年ほど初任給は、ほとんど上がっていない

下は大卒、高専・短大卒、高卒の初任給推移ですが、私が就職した1990年代後半から、ずっと横ばいの数字が続いています。

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学歴や男女の初任給の差は、この30年ほど変わることなく同じように保たれています。

グラフの1976年以前は高度経済成長期で、その流れのまま経済は成長し1980年代中ごろからバブル景気と言われる好景気時代が1991年ごろまで続きます。

バブル崩壊の影響が実経済にはっきりと影響するまで2、3年の時間差がありました。

すでに働いている社員は毎年のように給料が乱高下するということは無く、会社が危機的状況になってから給料カットに踏み切るものと考えられます。つまり昇給の額が少なくても下がる心配はあまり無いといえます。

1990年前半まで続いた好景気の際に流れに乗って給料が上がった人は今現在も高い給料のままです。

一方バブル崩壊後の就職氷河期、デフレ期に就職した人達(私もその一人)は上がらない給料のまま、騰がる物価に苦しめられる。奨学金の返済に困る。など昔に比べると苦しい時代に生きていると言えます。

「俺がお前のころにはローンを組んで家を建てていた」

「お前の歳の頃には家のローンを払い終わっていた」

年配の方がこんなセリフをテレビで話すのを聞いたりしたことはありませんか?1976年にローンを組んでいれば、その後の20年間は右肩上がりに給料が上がり続けたので繰り上げ返済も楽だったと思います。

頑張ってローン返済のために働いた方もたくさんいると思いますが、「日本の経済上昇のタイミングにちょうど働いていた」というのもまぎれもない事実です。

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物価はじわじわ上がってきている

私が小学生のころ毎週買っていた「週刊少年ジャンプ」は170円でした。1990年代に入ってからも10円づつの値上げを続け、2000年代に入ってからも上がり続けた価格は2014年の4月には255円まで上がっています。他にも食料品や色々なものの価格がじわじわ上がってきているのはニュースでも聞かれます。

日本の経済政策としては物価は上げようとしています。なぜなら「物価が上がると景気は良くなる」のが当然という考え方だからです。

どんどん物価が下がる ⇒ もう少し待って買った方が得だな ⇒ 誰もお金を使わない ⇒ お金が回らない社会(不景気)

物価が上がる ⇒ 早く買わなきゃ、もっとお金を稼いでおかなきゃ ⇒ お金を使う・たくさん働いて稼ごうとする ⇒ お金が回る社会(好景気)

日銀はインフレターゲットという「このぐらい目標で物価を上げたい」という目標値を出して、それに向けてお金の流れを調整します。

物価が急激に上がった場合どうなる?

給料も上がる、物価も上がるであれば問題ありませんが、物価だけが急激に上昇し給料が追い付かなかった場合ハイパーインフレといって、お金が紙屑になってしまいます。パン一つの価格が何億円もする世界になることもあり、実際にドイツやジンバブエなど過去歴史上で何回か起こったことがあります。

昭和初期の公務員の初任給は75円でした。今は18万ほどなので金額だけでみれば2,400倍になったということです。もし、あなたのひいおじいさんが昭和初期に金庫に年収分のお金を蓄えていて、今この時代に引き継いでくれたとしても金額は1,000円に満たないものです。

まとめ

お金の価値は時代によって変わるものだということを意識しておくことが大事です。昔と今では経済環境が異なっています。

初任給だけを見れば男女学歴で差があるように見えますが、このあとは勤めた会社によって給料の上がり幅は大きく変わります。

今と同じ状況がずっと続くと思わず。若いうちから資産を守る、先を見据えて行動するというのが今後大事になってきます。

 

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